咲夜いつの一人語り

アウトプットしたいがための完全自己満ブログ

『大人エレベーター』を読んでvol.2

どーも。

咲夜いつです💛

 

好きな飲み物は温かいカフェオレです。

 

 

目次

・最近のいつちゃん

・まとめのとまめちゃん

・本の感想ちゃん

・ 終わりのワリオちゃん

 

 

~最近のいつちゃん~

 

いつは先日、およそ1年半ぶりくらいに

合コンというものに行って参りました。

 

やっぱりいいですね。

久しぶりの合コン。

 

始まる前のワクワク感。

乾杯前のそわそわ感。

帰り際のしんみり感。

 

いつは今回の合コンが3回目だったのですが、

女の子に、慣れてる感じがする。

といわれて、ちょっぴりショックでした。

 

健全な飲み会がモットーであるいつたちは、

12時前にしっかりと解散しました。

 

しかし、友人たちはまだまだ元気な様子で、

「この後クラブいこーぜ!?」

と、誘ってきました。

 

昔のいつだったら、

「よっしゃー!行きますか!」

と、ノリノリで参加しているところですが、

いつは変わりました。(良いのか悪いのか...)

 

80点の合コン後に、

100点を求めてクラブに行くことはせず、

0点になることをを恐れて80点の幸せを噛みしめて寝ることを選びました。

 

変わってしまったなー。

ちょっぴり嬉しいような、悲しいような。

そんな気持ちです。

 

それでは本日も

行ってみよー!

 

 

 

大人エレベーター

大人エレベーター

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2014/07/16
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 

 ~まとめのとまめちゃん~

 

今回は『大人エレベーター』を読んでvol.2ということで、

前回(vol.1)に引き続き、サッポロ生ビール黒ラベルさんの

『大人エレベーター』を読んだ感想を

書いていきたいと思います。

 

前回の記事はこちらになります。

 

sakuyaitu.hatenablog.com

 

 

 CMがこちらになります。


いいなCM サッポロ生ビール黒ラベル 大人エレベーター 妻夫木聡

 

 

 

77階 仲代達矢

 

 

妻夫木

いろいろな作品でいいお芝居をいっぱい残されていますよね。

 

仲代

それはたまたまいい作品とか

いい監督にぶつかったんで。

 

大小合わせて、これまでに映画を

160本撮ったんですが、

160本のなかでどれだけ自分が

気に入ったものができたかっていうと

少ないんですよね、やっぱり

 

妻夫木

やってる時になにか手ごたえみたいな

ものが合ったりするんですか?

 

仲代

映画は全体の総合芸術ですから、

役者っていうパートはその中の

一つであって、監督も役者もカメラも

全部うまくいった作品ができた時は

いいですね。

 

役者って自分の演技のことばっかり

見る癖がついてて、

周りのことを客観的に見られることは

少ないですよね。

でもこの年になると自分のことは

もうどうでもいいやって気になって、

作品全体のことに目が向くように

なってきます。

 

妻夫木

人間ってどう思いますか?

 

仲代

人間って角度によっては

ダメなところがあるし、

素敵なところもある。

色々な作品で我々はそれを

演じていくわけですけど、

でも、どんなマイナスな点があろうと、

結局やっぱり人間っていいな、

凄く素敵だなと思うんですよね。

人間を拒否するとやっぱり世の中

つまらなくなるでしょうね、うん。

 

妻夫木

77年生きてこられて今、

仲代さんの目の前にある風景って

どういうものなんですか?

 

仲代

若い頃は70過ぎたらもう悟りきっちゃって

透徹の精神で生きているんだろうなと

思ってましたけど、でも、

60過ぎても70過ぎても同じなんですよね。

どういうのかな、

やっぱり人間くさいままなんですよね、

いつまでたっても

 

妻夫木

最後に、生きるとはなんですか?

 

仲代

うーん、ただ生きたくないですね。

人によっていろんな生き方は

あるんでしょうけど。

生きるとはね、死ぬまで頑張ることかな。

死ぬ時にね、ああ、俺は生きたんだ

思えるといいですね。

 

妻夫木

最高ですね、それは。

 

 

44階 スガシカオ

 

妻夫木

歌詞を書いたり曲を作ったりっていうのは

ずっとしていたんですか?

 

スガ

曲は結構早い時期から作ってましたけど、

初めて歌詞を書いたのは24歳くらいかな。

それまで書けなかったんですが、

自分で稼いで自分で生きていけるようになってから急に書けるようになったんです。

 

妻夫木

自分で稼げるっていう変化は

大きかったんですか?

 

スガ

俺はこう思うぜ、とかいくら言っても、

自分で金も稼げてないし

飯も食えてないし、

自分で立ててないくせに

なにを偉そうなこと言ってんだ、

と思っていたんですよ。

だけど、自分で食っていけるように

なったら、俺はもう言いたいこと言うぞ、みたいな。

そういう開き直りがたぶん

あったんだと思います。

 

妻夫木

スガさんにとって、

詞自体がご自分の人生みたいな?

 

スガ

うん、そうだと思う。

人に向かって歌っているように見せかけて

自分に歌ってたりするんで。

だから、

ライブで自分の歌にやられるんですよ

自分の歌に刺されて、

落ちたりとかするの。

 

妻夫木

お話聞いていると、スガさんって絶対に

根本は変わってないんだろうなって思います。

 

スガ

大人になっていくにつれて若い頃のカードがいっぱいたまっていくんですよね。

で、若い頃のカードを置いて大人のカードをとる人と、

若い頃のカードを持ったまま大人のカードを取って

増やしていく人と、2通りあると思うけど...。

僕は絶対に若い頃のカードを持ったまま、

大人のカードを増やしていきたいわけ

 

妻夫木

歌は死ぬまで続けたいですか?

 

スガ

歌い続けたいですね、うん。

ぶっちゃけ、

これをやらせたら歌よりも人に

なにかを伝えられるぞっていうのが

僕にはないんですよね。

 

僕の歌はほとんどが一人称で

「僕」が主人公なんですけど、

でもそれが外に向いて、

お客さんにバーッと影響を及ぼして、

またそれがボーンと今度は

僕に返ってくるんです。

 

ほんと鏡みたいなもんで、

自分を救いたいから、救ってほしいから

歌を歌って誰かを幸せにする、

そうすると自分も救われる

歌って、その繰り返しですね。

 

~本の感想ちゃん~

 

77階には、俳優の仲代達矢さんが

待っていました。

 

芝居についての話で仲代さんが、

役者って自分の演技のことばっかり見る癖がついてて、
周りのことを客観的に見られることは少ないですよね。
でもこの年になると自分のことはもうどうでもいいやって
気になって、作品全体のことに目が向くようになってきます。

と、おっしゃっていました。

 

いつはサッカーをやっているので、

やはりそこ(サッカー)とつなげて

考えてしまうのですが、

仲代さんの言うとおり、

自分のプレーばかり見る癖があります。

 

仲代さんのように、

自分のことはもうどうでもよくて、

作品(チーム)全体のことに

目が向くようになる日がいつに

来ることはおそらくないでしょうが、

少しは自分のプレーだけじゃなくて

チームのことを考えるように

意識していきたいなと思いました。

 

最後に仲代さんが言った、

生きるとはね、死ぬまで頑張ることかな。

 

というセリフが、いつの心に

ずっきゅ――――ん。

ときました。この言葉はしびれますね。

 

失礼しました。

セリフ(台詞)ではないですね。

役を演じて話していたわけではないので。

いや、セリフで合っているのでしょうか?

仲代達矢という人間の...。

 

はい。

いつもカッコつけてみたかっただけです。

ごめんなさい。

 

44階にはミュージシャンの

スガシカオさんがいました。

 

大人とは?の話題の時に、スガさんが、

若い頃のカードを捨てないで、

大人のカードを足していく、

捨てない足し算ができたらいい。

と言っていました。

 

スガさんだけでなく、

この本(大人エレベーター)に出てくる

多くの人が、似たようなことを言っています。

深みのある大人というのは、

そういう人を指すのでしょうか。

 

これは大人になりたいいつにとって、

無視できない重大な問題であるように

思えます。

 

本を読んで学んだことは、

頭の片隅において生活の節々で

思い出しながら、

自分に問いかけていきたいと思います。

 

いつもいつの日か、

カッコいい「大人」になれるのでしょうか?

 

~終わりのワリオちゃん~

 

この本を読んで思ったのは、

ページ数が248ページと結構少ないのですが、

 

もう、言葉の宝石箱です。

あちらこちらにビビッとくる言葉が

ちりばめられています。

皆さんほんとにカッコよくて

しびれまくりです。

 

この本を読んで思ったいつの考える

「大人」とは、

 

自分自身と向き合って、自分を生きる人

 

です。

 

何言ってんのか自分でも良く分からなかったので、受け流してください。

 

皆さんも一度、考えてみてはどうでしょうか?

 

 

それと、読んでいてふと思ったのですが、

この本には女性が一度も出てきません。

 

なので、女性版の大人エレベーターも

よろしく頼みます。

 

サッポロ生ビール黒ラベル様。

 

女性もビール飲みます。

たぶん...。

 

おしまいおしまい。

 

ばいばーい。