咲夜いつの一人語り

アウトプットしたいがための完全自己満ブログ

『嫌われる勇気』を読んでみた

こんにちはー。ご無沙汰しております。

咲夜いつです!

 

今日は、今話題の自己啓発本、【嫌われる勇気】を読んでみたので、その感想を書いていきたいと思います!!

 

いやーー。

すごいですよね。

283万部って( ´∀` )。

1冊1500円×283万部=42億4500万ですね。

そのうちの1割しかもらえなくても、もう十分でしょ。汗

僕にちょっと分けてくれませんか?

 

でも、実際に買って読む価値はあると思いました。

僕は本屋で本を買わずに、1時間くらい立ち読みして、店員さんの買えよーーーー!っていう至極まっとうな圧に耐えながら(店員さんに嫌われる勇気があれば大丈夫!!)、気になった本を1冊くらい読み終えちゃうことがよくあります。

が、この本は、文章量が多いのと、内容が難しいと思ったので、購入することに決めました。

 

なんで今?

もっと前から話題になってたやん!

って思ったあなた、その通りです。

僕は時代遅れの人間です。

泣きながらバランスボールの上で正座して、コンビニで買ってきたそばを、こぼさず食べきるので許してください。てへ。

 

なんで今まで読まなかったかというと、僕、対話形式の本に今までずっと抵抗があったんです。

読書って、ロマンチックに言うならば、筆者と読者の時と場所を超えた対話じゃないですか!!??

対話形式っていう、すでに本の中で対話しているところに、どうやって僕が入っていけばいいんですか???

昼休みに女子が会話してるところに、「自分ら、今何の話してるん?あー。それな。俺もそう思ってたところだわー。」って呼んでもないのに入ってくる、空気読めなくて嫌われてるやつみたいになるじゃん??

 

そんなこんなで今まで読んでこなかったんですけど。

今回初めて読んでみて思いました。

対話形式って、すごい読みやすいですね。

読者が疑問に思いそうなことを『青年』が質問し、それに『哲人』が答えていくというやり方で、話を分かりやすく、かつスムーズに、深く掘り下げていくことに成功しています。

283万部売れるのも、ちょっと納得です。

現代の多忙極まりない人たちに合っているのではないでしょうか。

でも、自分でじっくり考えて、自分で自分なりの答えを見つだすっていう作業が省かれてしまうため、僕はまだあまり好きになれません。

でも、対話形式が好きになれないだけで、本の内容としては、すごくおもしろかったです。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

 

 

ということで、本の内容に入っていこうと思います。

あ、対話形式で書いてみよーっと。

*ここから先はネタバレを含みます。

 

かわいこちゃん(次からkちゃん) 

いつく~ん。嫌われる勇気って本って、どんな本なの?

 

いつ 

そうだね~。オーストリア出身の精神科医、アルフレッド・アドラーが20世紀初頭に創設した、「アドラー心理学」と呼ばれている心理学を分かりやすく1冊の本にしたって感じかな。 

 

kちゃん 

(* ̄- ̄)ふ~ん。この本って、何がすごいの?

 

いつ 

僕が思うに、この本のすごいところというか、哲学者のすごいところというか、アドラーのすごいところって、普遍的に物事を考えているところだと思うんだよね。

 

kちゃん

フヘンテキ??

 

いつ 

そう。いつでも、どこでも、誰にでも当てはまる的な?

大事なのは変わってくこと、変わらずにいること的な?(これは違う)

普通の本とか、普通の人って、自分のことについてしゃべってたりするから、誰かには共感できて、誰かには共感できないみたいなのがあると思うだけど。(だからこそ良かったりすると思うんだけども)

この本は普遍的なことが書かれているから、みんなが共感しやすいんじゃないかな?

 

kちゃん 

それが売り上げにも繋がってるってわけね( *´艸`)

 

いつ 

そうそう。好き嫌いがあまり別れなそうだからね。

 

kちゃん 

この本のおもしろかったところを教えてよ!

 

いつ 

そうだね~。一番面白いなって思ったところは、原因論」ではなく、「目的論」で考えろってところかな~。

 

kちゃん 

なにそれ?

 

いつ 

例えば、僕が今インキャなのは、小中高と、ヨウキャになれなかったトラウマによるものだ。って考えるのが原因論。でも、アドラーはそれを、「人生の嘘」と呼んでいるんだよね。つまり言い訳。本当は、今僕がインキャなのは、ヨウキャになりたいけど、ヨウキャになる勇気がなく、逃げの口実として過去の経験である小中高とヨウキャになれなかった。という経験の1部分を自分で勝手に意味づけしている。って考えるのが目的論なんだよね。

 

kちゃん 

アドラーって、めちゃくちゃ厳しいことをいう人なんだね。

 

いつ 

そうだよね。この本を読んでるときびっくりしたもんね。でも、アドラーは、人はいつでも変われるんだから、今変わる勇気を持て!変わることは難しいことだけど、勇気があればお前でもできる!!って言いたかったんじゃないかな。

 

kちゃん 

厳しくもあり、優しくもあるって感じかな?

 

いつ 

そうだね。優しい人なのかもね。でもって、こっからどんどんアドラー心理学の話がすすんでいkhshvhbsぐはっっっ( Д゚)!?

 

kちゃん 

私もう疲れちゃった。パフェおごってよ!!( ´∀` )

 

いつ 

いいよ~。

 

そうやって、2人は冷たい雪の上を歩き始めたとさ。

 

めでたしめでたし。

 

対話形式で初めて書いてみましたが、話の導入や転換がひじょーーに簡単だったので、今度からも使っていこうと思いました。

 

なかなか読みごたえがありましたので、是非是非読んでみてくださいましまし!!