咲夜いつの一人語り

アウトプットしたいがための完全自己満ブログ

『運命の恋をかなえるスタンダール』を読んで

どーーもーーー!!

いつでーす!

 

皆さん元気ですか?

いつは、なんでか知らんけど

めっちゃテンション高いです。

身長は低いんですけどね。

ひーーーーーーはーーーーーー。

(やばい。自分で書いてて引いてる。)

 

テンション高い理由ですか?

そんなに知りたいなら教えてあげましょう!

 

え?そんなこと聞いてない?

 

 

では、教えてあげましょう!!

 

なんと、今月のPV数が100超えたんですよ!!

 

 

やったー!

快挙快挙!!

拍手喝采!!!

大判振る舞い!!!!

 

(まぁ、そのうちの50PVはたぶん僕なんですけど…)

(PVって何だろう?ページビューワ―かな?誰か教えて)

 

 

ってことでね、

本日も読んだ本の感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

著:水野敬也

『運命の恋をかなえるスタンダール

 

 

運命の恋をかなえるスタンダール

運命の恋をかなえるスタンダール

  • 作者:水野敬也
  • 出版社/メーカー: ミズノオフィス
  • 発売日: 2017/08/10
  • メディア: Kindle
 

 

でました――――!

水野敬也大先生。

 

いつさん、一番好きな作家は?

と誰かに聞かれたら、このお方を答えると思います。

 

大学一年生の頃に水野大先生のアメーバブログ

「スパルタ婚活塾」を読んでから、ドはまりしました。

 

「LOVE理論」、「夢をかなえるゾウ」、「雨の日も、晴れ男」

 

という流れで読んでいきました。

 

「夢をかなえるゾウ」は、僕は見ていないのですが、

ドラマ化されたりもしたので、ご存知の方も多いかと思います。

 

僕が水野大先生を好きな理由はたくさんあるんですけど、

強いて3つあげるとしたら、

 

・ギャグが秀逸

・恋愛に関するあくなき探求心

・見た目からは想像もできない素敵な物語(めっちゃ失礼)(褒めてる)

 

なんですけど、

『運命の恋をかなえるスタンダール』は、

その3つすべてを兼ね備えていました。

 

教養あり、笑いあり、最後に涙あり。

 

この本を読んで、僕はまた一段と、

本を読むことが、本が、水野大先生が、

好きになりました。

 

 

RADの野田さんは‟愛し”という曲でこう歌っています。

 

君はそう きっとそう 「自分より好きな人がいる」 自分が好きなの

今は 言えるよ 「自分より好きな君がいる」 今の僕が好き

 

そういうことです。

 

どういうことでしょう?

 

ただ、載せたかっただけです。(許してちょ!)

 

~本の感想~

 

物語の内容をざっくりというと、

 

ある悩みを抱え、

恋愛に踏み出せない主人公の聡子。

ある日、家の本棚にあった『恋愛論』から、

スタンダールと名乗る怪しげな男が現れる。

その男に恋愛の極意を教わり、じょじょに聡子に変化が表れ始める。

 

はたして聡子は運命の恋をかなえることができるのか!?

聡子の抱えていた悩みは解決するのか!?

謎の男はいったい何者だったのか!?

 

この物語のクライマックス…。

 

僕は泣きました。

泣きすぎて嗚咽がでました。

久しぶりにこんな泣きました。

 

僕の涙ランキングベスト10位にランクインしたような気がします。 

 

この本では、スタンダールの書いた『恋愛論』という本の内容を、

作者が物語の中でわかりやすく説明してくれているので、

とても読みやすく、ためになることがたくさんありました。

 

今回は、その中でも僕が興味深いと思ったところを、

今回ピックアップさせていただきたいと思います。

 

それは、【結晶作用】という概念です。

 

日本の諺にも「あばたもえくぼ」ということばがあるように、

一度好きになってしまった相手は、その欠点を含めて美しく・・・

いや、その欠点こそが美しく見えてしまうという心理作用のこと

                ・

                ・

                ・

ザルツブルクの塩抗では、冬、葉を落とした木の枝を

廃坑の奥深くに投げ込む。

二、三か月して取り出して見ると、輝かしい結晶でおおわれている。

一番細い枝ですら、眩く揺れてきらめく

無数のダイヤモンドで飾られているように見える。

そのとき、もう元の木の枝はどこにも存在しない。

 

なるほどねぇ~。

深い!!

 

確かに、僕にもそんな経験が往々にしてあります。

好きになってしまったら、もうその人は結晶化してしまって、

欠点と思えるところすら、愛おしいんですよね。

 

でも、

恋が冷めたとき、すなわち、その結晶が解けたとき、

あれ?なんで自分はあの人のことがあんなに好きだったんだろう?

みたいになるわけですよね。

 

 

この概念が、物語の初めに一番の土台となるものとして提示され、

いかにして相手に結晶作用を起こさせるか。

というテーマで物語が進んでいきます。

 

こうした方がいいよと理論的に説明して、

いざ、実践するときは「飛べ!」一本の精神論。

 

ほんと大好きです!!

 

 

 女性向けに書かれている本なので、

もちろん女性の方にオススメなのですが、

男性が読んでもとても面白いと思います。

 

「スパルタ婚活塾」のときも思ったのですが、

水野大先生は男性なのによくここまで女性向けに書けるなと、

読んでいて感嘆してしまいました。

 

おもしろいので是非、読んでみてください!!

 

おしまいおしまい。

 

またね~。