咲夜いつの一人語り

アウトプットしたいがための完全自己満ブログ

『俺か、俺以外か。』を、読んでみた。

どーもー。

咲夜いつです!!

 

~最近のいつの様子~

 

現在、いつは大学生でお金はないんですけれど、

時間だけはたっぷりあるんですが…。

 

続けようと思っている

ブログが全然続かないので、

この前自分にあるタスクを課しました。

 

平日は1日1冊本を読み、

その本についての記事を書く。

 

休日は自分が考えたことについて

好きなように自由に記事を書く。

 

このタスクを自分に課してからというもの、

やるべきことがはっきりして、

以前よりブログを書くようになりました。

 

しかし、なんせ続かん。

 

 

そんなこんなで、今日も平日の課題である

読んだ本の感想を書いていきたいと思います。

 

~俺か、俺以外か。

 ローランドという生き方 ROLAND

 

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

  • 作者:ROLAND
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/03/11
  • メディア: 単行本
 

 

 

皆さんご存知、

現代ホスト界の帝王ROLANDの初の著書です。

本屋に行けば、店の入り口付近の

オススメコーナーに置いてあると思います。

 

僕が本屋で初めてこの本に出合った時、

 

「この人誰やねん?え?ローランド?

 あ、外人か。え?日本人?

 え?ホストなん?

 え?ホストって、いまこんなになってるの?w

 あ、表紙めちゃめちゃかっこいいな。」

 

といった、あ、とえ?が

入り混じった様々な感情が沸き起こってきました。

 

本来であれば、

これほどまでに僕を引き付けた本は

買いの一択なのですが、僕はお金がなくて、

あと、ホストというワードに引っかかって、

本を買うことができずに、

泣く泣く本屋を立ち去ったのでした。

 

しかし、実家に帰省してみると、

実家の本棚に置いてあるではないですか。

 

僕のあにぃが、新品で買ってやがってました。

 

あの金持ちめ。

 

とまぁ、本との出会いは

ここまでにしておいて。

 

知らない人のために。ちょっとだけ。

(気になった方は自分で調べて下さいm(__)m)

 

高校卒業後、大学に進学をするも

入学早々に自主退学して18歳でホストを始める。

それから、様々な伝説的な記録を打ち立て、

ホスト界の帝王と呼ばれるように。

26歳で現役ホストを引退。

現在は実業家として活躍中。

 

この本は、

ホスト界の帝王ROLANDさんが

生み出したとされる数々の名言に触れながら、

哲学、美、愛、仕事……

といった様々なテーマについて

語られている本です。

 

まず、

本の内容に入る前に本の見た目なのですが、

表紙や本の構成がシンプルで

とてもカッコいいし、

とても読みやすかったです。

 

本にも書いてあったのですが、

相当こだわって作ったそうです。

 

言葉も、とても洗練されていて、

僕が今まで出会った本の中で、

一番美しい本だと思いました。

 

そして、

肝心な本の中身なのですが、

 

いい。

とてもいい。

(何で上から目線?w)

 

すごく適当になってしまいました。

しかし、ROLANDさんも本で述べていたのですが、

 

『説明できる好きって、

 本当の好きじゃないから』

 

そういうことです。

何が好きか分からないけど、好き。

何がいいか分からないけど、なんかいい。

そんな感じでした。

 

村上春樹さんも言っていました。

 

僕の小説は、

好きなんだけど、

なんで好きなのかは分からない。

何がいいか説明できないけれど、

なんかいい。

そんな小説です。

 

と。

 

でも、

これだと他の人にこの本の良さを

伝えられないので、

 

僕の心に深く刺さった名言を、

悩みに悩んだ末、3つに絞って

挙げていきたいと思います。

 

1つ目がこちら。

 

『寝てません。まぶたの裏見てただけです。』

 

大事な大事な打ち合わせの時に、

居眠りをしてしまい、

注意されたときに放った一言。

凍り付いていた空気が

一瞬にして爆笑の嵐に包まれたそうな。

 

感想:

一瞬でこんな芸術的な返しができるのは、

ユーモアがありすぎです。

頭の回転がとても速く、

普段から言葉を磨いていないと

できない芸当だと思います。

ダウンタウンの松本さんが褒めるわけですわ。

僕も言葉を磨こうと思った

衝撃の一言でした。

 

2つ目がこちら。

 

『年齢は、どれだけ生きたかは教えてくれても、

 どう生きたかは教えてくれないだろ?』

 

20歳にして店の代表になった時に、

年上の先輩から、

「お前は若すぎるから、

 絶対に代表は務まらない」

と言われた際に返したとされる一言。

 

ROLANDさん曰はく、

若い人は、少し売れると

「若いのにこれだけできて、俺ってすごいなぁ」

と、満足してしまい、

また、逆に、

「おれはまだ若いから、

 できなくてしょうがない」

といって、年齢に甘えてしまうそうな。

 

感想:

僕もこれまで、自分の年齢から、

今の自分はどのくらいの人間かを

判断することが多かった。

というか、そうしてきました。

 

これからは、

何歳生きてきたかではなく、どう生きてきたか

人(自分含め)を判断しようと思いました。

考え方を改めさせられる、本質を突いた一撃でした。

 

3つ目がこちら。

 

『100人が100人ダメと言っても、

 その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか』

 

ROLANDさんは、

常に、自分の価値観を大事にしてきたそうな。

 

ROLANDさん曰はく、

入店初日に、

「俺は歴史を塗り替える

 伝説のホストになる。」

と言ったら、

100人が100人できないと言った。

そのとき、俺は、

その百人全員が、間違ってると思った。

自分が信じた道を、

仮に全員が反対と言うのならば、

その全員が間違っていることを

証明すればいいだけの話だ。

 

感想:

カッコよすぎ。

ここまで自分を貫ける人はなかなかいないと思う。

いるとしても、

「99人ができないといっても、

 1人ができると言ってくれたから。」

とかですよね。

0人だとしても、っていうのはねー。

 

僕も、自分の信じた道を歩きたいなと思いました。

 

勇気をくれる本でした。

 

こんなところで、

本の紹介を終わりたいと思います。

 

本をほんのわずかしか紹介できなかったので、

気になった方は是非読んでみてください。

 

あ、最後に、ROLANDさんのこの本で、

一番カッコよかったことを書き忘れてました。

てへぺろ💩

 

エピローグにですね、

この本の収益の半分を日本の復興金に、

もう半分をカンボジアの子供たちに寄付する。

と、ひっそりと書いてあったんですよ!!

 

もう僕、感動しちゃって。

 

この本買ってよかったな。

って、素直に思える1冊でした。

(買ってませんけど)

 

おしまいおしまい。

またね~。